屋根の塗替え「タスペーサー」
屋根の塗替え「タスペーサー」
皆様アームペイントの山城です。
屋根の塗替えをご検討の方で2回目、3回目という方はぜひ最後まで見てください!
施工現場 忠岡町
今回ご紹介するのは、前回屋根の塗替えから10数年経過した屋根の再塗替えです。「2回目」
一見普通に塗り替えて劣化しているな~と思われるのが普通ですが、プロが見るところはそういったことではありません!
カラーベストの重なり合う部分をよく見てください!
塗料で重なり合うヶ所全てが塞がっているのがわかると思います、これは前回塗装時に縁切り作業をしていないということです。
?と思った方これは非常に重要なことなんです!
縁切りをしていないとカラーベスト「その他の屋根材」の裏側に入った水が抜けなくて雨漏れの原因になります。
じゃあなぜ縁切りをしていないのか?
とおもいますよね、
・そもそも縁切りを知らない
・縁切りがめんどくさい
・水漏れの原因になると知らない
などが考えられます。
じゃあどうすればいいのか?
先ずは縁切りです
業者さんによって色々縁切り方法はあると思いますが、アームペイントでは(株)セイムさんのマクキッターというものを使用して縁切りしています。これを使う理由は屋根材を傷付けない、電動工具で速いからです。
縁切りを行った後は縁切り部材のタスペーサーを挿入して隙間を確保いたします。
この時屋根の下塗り「プライマー」は先でも後でもどちらでもいいです。
ただプライマーが先だとまた引っ付く可能性があるので後がいいと思います。
タスペーサー挿入後隙間が出来ているのが見えるでしょうか?
ここまで出来れば後は通常の作業をするだけです。
プライマー塗装中
上塗1回目中
上塗2回目中
完成です!
最後になぜタスペーサーをつかうのか?
縁切りを最後にすればいいのでは?
実際に縁切りでタスペーサーを使用しないこともありますが、水性塗料で塗替えを行った屋根にはタスペーサーを
使用したほうがいいと思います。表面は固い塗膜に見えますが溶剤の塗料と違い少し柔らかい弾力があるといった感じでこれを塗り替えたときに、縁切りをしても隙間が開いていない限りまた自然と引っ付いてしまうからです。
そして最後に2回目、3回目の塗替えをご検討の皆様、縁切りは基本的には屋根塗装の中に含まれます!その上でタスペーサーという部材を使う時は別途費用は必要なのでよく説明を聞いてから屋根の塗替えをお願いしてください。
屋根の塗替えはアームペイントを忘れずにお願い致します。!
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